2005年09月08日

インドネシアについて

7日の日経新聞で興味深い記事を見つけました。というのもこの記事と前後してインドネシアのことが話題になっていたからです。簡単ですがご紹介します。


***インドネシア政府、石油燃料補助金を撤廃へ***
 インドネシア政府は財政赤字拡大の主因となっているガソリンなど石油燃料への補助金を撤廃する方針を固めた。段階的に燃料価格を引き上げ、それに合わせて補助金を減らし「1年から3年で完全撤廃する案が有力」(政府高官)。原油高に対応した措置だが、国民の反発は必至で、発足後1年近いユドヨノ政権の基盤を揺さぶる可能性がある。

 インドネシア政府は補助金によって燃料価格を低水準に抑えてきた。ガソリンの場合、価格は現在邦貨換算で1リットル20円台半ばで固定している。だが、原油高で補助金が急増し、財政赤字への懸念から通貨ルピアは対ドルで急落した。

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インドネシアは、産油国であるのですが、石油精製設備の老朽化や国内燃料消費量の増加などで、
石油供給量は必ずしも十分だとは言えない状況だそうです。
また日本の精製会社・石油元売のような環境対応設備への投資も行われていないので、硫黄分を多く含んだガソリンや軽油(ディーゼル)の自動車用排気ガスが都市部での大気汚染の主原因になっているそうです。
先の日経新聞の記事にもあるように、政府は石油製品価格安定の為に、膨大な補助金を支出しており、この補助金が政府財政を圧迫している大きな原因となっていることから、自動車燃料に関し
石油代替燃料の開発普及が望まれているようです。

インドネシアといえば、バイオディーゼル業界で関心の高いパームオイルの原産地でもあり、そのパームオイルがを自動車燃料の代替燃料になる可能性を秘めているということ。
またインドネシア料理は「ゴレン」と呼ばれる「揚げ物」料理が主流の一つであり、家庭を始めレストランでも大量の揚げ物油が消費されているらしいです。
この揚げ物油は使用後に台所の排水溝から捨てられ、水質汚染の原因にもなっていることから、使用済揚げ物油の有効利用が望まれています。


インドネシアが、パームオイルを原料に、また家庭やレストラン等の廃食油を原料にバイオディーゼル化に着手するというのも時代の流れなのでしょうね。
日本の「菜の花プロジェクト」などのようなプロジェクトが海外にも発信できると良いですね。

投稿者 hiroshi_aoyama : 08:24 | コメント (237)