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2005年04月13日
原油の高騰について
原油高が続いていますね。供給する側が、安定供給がひっ迫するのでは、という懸念や、先物への投資家の積極的な動きが背景にあると言われています。この影響で国内では、ガソリンが全国平均で1リットル当たり122円(レギュラー、4日現在、消費税込み)と10年ぶりの高値になりました。私の地元、滋賀県でもレギュラー118円です。石油を原料とする食品容器なども昨年秋から2~3割値上がりしているそうです。まだ食品の小売価格にはまだ転嫁されていないようですが、近々価格転嫁もはじまってくると思います。
石油情報センターのガソリンスタンド小売価格調査によると、レギュラーガソリンは1年前の昨年4月に全国平均で1リットル当たり107円だったが、今月4日現在、122円。軽油も85円が97円に値上がりしています。
関連する記事を読んでいると、全国個人タクシー協会によると、個人タクシー約4万4500台の約4分の1がガソリン車だそうです。同協会の業務部長は「非常に困っている。だが対策がない」と深刻だそうです。全日本トラック協会広報部も「トラック事業者の支出の約1割が燃料費。競争が厳しく、価格への上乗せは無理だ。軽油価格に含まれる高い税金を下げてほしい」と主張しているそうです。
まったく持ってそのとおりですね。
全国でスーパー銭湯18店を経営する「やまとの湯」(本部・大阪市)は昨春比10~15%上がった燃料費を吸収するため、エアコンをこまめに切ったり、燃料を食う露天風呂の利用時間を短縮するなどして対応しているらしい。
◇追加値上げ必至
原油価格は4日に米国の先物市場で、史上最高値の1バレル当たり58ドル台まで値上がりした後続落し、現在53ドル近辺とやや落ち着いている。それでも37ドル台だった約1年前と比べると格段と高く、年初と比較しても25%も値上がりした。こんなん異常ですよね。
高騰の背景には二つの大きな要因があります。まず、高度経済成長を続ける中国、インドや景気が堅調な米国を中心に世界が消費する原油の量が歴史的ペースで伸びていることがあげられます。他方で産油国の余剰生産能力は限界に近付き、需要と供給がひっ迫することへの懸念が価格を押し上げていることが挙げられます。
もう一つはイラクなど中東情勢の不安、投機的資金の流入など短期的な変動要因。これらが絡み合い、この1年間、原油価格はぐんぐん上昇しました。
世界的な原油の相場を作っているのは、ニューヨーク取引所で取引されている米国産標準油種のWTIだ。4日に一時、58・28ドルをつけ、初めて58ドル台に乗せた。一方、日本で消費する原油の指標である中東産ドバイ原油は、WTIから半年ほど遅れて上がり始め、1年前は30ドル台だったのが今年4月には50ドル台まで跳ね上がっている。
新日本石油など日本の石油元売り各社は原油価格の高騰を受け、1リットル当たりの卸売価格を2月から3カ月連続で計約8円値上げしました。このため、これまで小売価格への転嫁を抑えてきたガソリンスタンドも、4月に入り値上げに踏み切らざるをえなくなりました。
これまでの卸売価格の上昇分は3月25日までの1カ月間の原油価格動向に基づいています。その後も原油価格は上昇しており、卸売価格の追加値上げは避けられそうにありません。産業界や消費者が手にする最終商品への影響が本格化するのは、これからのようです。
今こそ、省エネルギーに目覚めないといけませんね。
投稿者 hiroshi_aoyama : 2005年04月13日 19:35

